資格をとった後は?
自分で着物を着られるようになりたいだけなら、特に資格などはいりませんが、着物の知識や着付けの技術を使ってお仕事をしたいなら、資格があると便利ですよね。
でも、着物に関する資格って、国家資格はありませんし、これといった共通のものがないのが実情なんです。だから、各教室で発行される認定証やお免状等がそれを証明するものになってきます。実際どのくらいの技術と知識があるかという指標にはなりますよね。そのため、教室ごとに規定やレベルなどを確認する必要があると思います。
唯一、「きものコンサルタント」という資格がありますが、認定スクールで学んだ人のみが取れるもので、国家資格ではありません。
着付けの技術を活かせる仕事
各教室が認定する資格を取ると、以下のようなお仕事につける場合もあります。
着付師
成人式や、大学・専門学校の卒業式、冠婚葬祭や七五三など、行事の際に着付けをする仕事です。特に資格などはありませんが、一定の技術であることの証明のために、着付け教室などで検定などを受ける場合もあります。活躍の場は、結婚式場やホテル、美容院、呉服店、写真館など。ちょっと変わったところだと、舞台製作会社などで役者さんの着付けをする仕事もあるようです。
着物アドバイザー
着物に関するアドバイスを行う仕事。着物全般に関する知識が必要です。勤務場所としては結婚式会場や着物メーカー、百貨店、呉服店、貸衣装店などがあります。
着付け教室の先生
自分で教室を開いたり、大手の教室やスクールなどで講師として働いたりします。こちらも特に国家資格が必要ということはありませんが、着物が本当に好きで探究心の多い方がなるケースが多いようです。そのため、着付けだけできればいいというわけではなく、豊富な着物の知識を得ることも必要です。
ただし残念なことに、現状は必ずしも就職に役立つというわけではなさそうです。このご時世、仕方がないのかもしれませんね。